■ストーリー
ぼくは会社に勤めながら副業でモノづくりをしてきました。
働いていた会社は印刷業で雑貨メーカーで僕は営業企画でした。
会社では挑戦しにくいマニアックな雑貨を
自分で作り、小さいメーカーとして自分の仕事を構築しました。
「立体ポストカード」や「シンセサイザーの雑貨」という
なんだそれ??なニッチ商品です(笑)
マニアックですが5年ほどスモールメーカーを続けてきました。
それなりの成果もでていてお客さんによろこんでもらい
楽しい「すもーるメーカーぐらし」を過ごしています。
その経験をもとに、僕みたいにメーカー業を志す人の
参考になればと想いを込めてこのブログを書いています。
スモールメーカーが増えて見たこともないような
商品やサービスが出てくるのを想像するとわくわくします。
■なぜメーカーなのか?
そう、なぜメーカーなのか?
なぜここにこだわってしまうのか。
はじめにここを整理しておきます。
僕はミュージシャンであり、クリエーターでプランナー(営業)であります。
まぁつまり、音楽家で、クリエーターで、実務家ですね。
そして常にメーカーの意識を持って仕事に取り組んでいます。
「メーカー」の定義ですが、
一言で表現すると
市場にないサービスや商品を作りブランドを確立し
人に喜んでいただくこと だと思います。
そもそも、メーカーをやる醍醐味は市場を創造していくことではないでしょうか。
おおげさに言って「新たな価値の創造」となります。
おお!これはロマンがありますね!!
とはいえ、僕自身がスモールメーカーを始める動機はシンプルなものでした。
それは「超シンプルな立体ポストカードがあってもいいじゃないか」とか
「シンセ好きなのにシンセサイザーの雑貨がない!」ということでした。
例えば、シンセ雑貨でいえばピアノ鍵盤モチーフや音符モチーフ、
ギターやバイオリンなどの雑貨はあるのです。
Tシャツとかもあるにはあるんですけど、、、。
でもね、、、ちょっとイメージと違うんですよ。
シンセサイザーのメカニカルなカッコ良さをフューチャーした雑貨はなかったのですよ!
うーん、、、ないのなら、頭のなかにあるイメージを具現化して
作ってしまえ とはじめました 笑
で 売れるんか、これ???
いや、マニアの俺が 自分が欲しいレベルの物を創ろう!と
ね、動機は単純でしょ。
で、最初はハンドメイド系のサイトに出品したりして活動していくと、
ハンドメイドの作家さんとお会いしたり交流したりします。
そこで思ってしまったことがありました、、、、。
「僕は作家や職人気質がないっ!」ということでした。
いやいや、ちゃんとデザインして作ってクリエーター、作家なのですが、
どちらかというと商品を設計して工業製品にして
量産したいという気持ちが強いというのがわかったのですよ。
1点つくるのにものすごく時間がかかり、スゲー高くなるとか、
この世に1点しかつくれないとかはなんか違うなと思ってしまったんです。
(ハンドメイド作家さんがみなさん1点モノというわけではないが)
なので、ハンドメイドのマーケットというのは今も売れてるんですが
「作家」「作品」という意識は少ないんですよ。
また才能溢れる熱い作家さんや職人さんに出会い
「あっ、ぼくは、、なんか職人じゃないねぇ」とも思ったのでした、、、!
でもね、商品の設計やイメージは頭にバッチリあるんですよ。
今も完成していないプロダクトが頭にたくさんありますから。
そんなわけでやっぱり「メーカー」頭なのかな。と。
で、たぶん流通とか、利益構造とかにもすごく興味がる。
そんな僕みたいな人がいたら「企画」する
トータル的な「メーカー業」をやるのがよいのでは。
あらたな製品やサービスを見てみたい、体感してみたい。
ですので、このブログを読んでる人でデザインができない人であれば
デザインができる人と組む、依頼すればいいし、
営業が苦手であれば営業ができる人と組めば良いと思います。
ビジョンはなるべく共感してくれる人の方が良いとは思いますが。
そしておそらくトータルコーディネイターみたいになっていくんでしょうか。
まぁ全体のビジョンやイメージを持つ人がメーカーをやればいいんだろうなと思います。