日記

引き算の重要性

僕は「編集」が好きだ。

編集のなかでも、、、特に重要なのは
「引き算」だと思う。

以前、会社員時代のとき、
企画した商品がテレビ取材を受けることになった、、

商品開発経緯の資料を提出したり
商品化へのストーリーなどをかなり話したのだが、、、

テレビではほとんどカットされていた(笑)

テレビ局のプロデューサーは
必要なエッセンス以外はバッサリ削る。
削ぎ落したのだ。

僕はこの編集作業に感動した。

僕たちメーカーの苦労や開発ストーリーを
バッサリ削って編集する。

大衆に届く情報は一瞬であり
おもしろおかしくインパクトがあるように届けられる。

そして、編集者からすればそれが当然で。
たいしたことではない。

編集者は僕たちのことなんてたいして知らないだろうし
だからこそ冷静に見れてバッサリ削ることができる。

これ、実は非常に重要な視点だ。

僕たちは自分の商品が好きでついつい熱い想いを
語り気味になる。

それはそれでプラスに働くこともあるが
表現としては長く散漫なものになりやすい。

情報が溢れすぎた世の中でゆっくりと、
じっくりと話しを聞いてくれる人は少ない。

ここで大事なのは自分の発信すべき情報に
優先順位をつけて、言いたいことを絞り
はっきりタイトルやキャッチコピーをつけることになる。

この時、大事な視点が引き算の編集である。

研ぎ澄ました感覚で、不要な情報を引き算をするということ。

何が絶対に必要なメッセージで何が不要か。

引き算の重要性が今後、ますます問われていくだろう。

余白のために文字があり
白のために黒がある。
強烈なメッセージの見えない裏にストーリーがある。

引き算の重要性に気づいた人のメッセージは刺さっていく。

ABOUT ME
ゴヤ
ゴヤ
サラリーマンの傍ら好きなモノづくりビジネスを開始。 たった1万円からはじめたモノづくりが気づけば100万円越えに! ネット上に自販機がある「すもーるメーカーぐらし」を実行中。 好きなモノづくりで稼ぎたい人に向けたブログです♪