「捨てる」決断の効果
机の周りがごちゃごちゃしてきたり
頭がごちゃごちゃしてきたときは捨てましょう。
捨てる捨てる捨てる。
です。
捨てると見えてくる境地があります。
・古い機材を捨てる
・固執した考えを捨てる
・自己流を捨てる
・ピンとこない本を捨てる
そう。
捨てるというのは決断。
変わるんだという決断なのです。
そして、なにかしら転機が訪れるときは
何かを捨てているはずです。
最近パッとしないな。
どうも頭のなかがごちゃごちゃしている。
とっちらかっていると感じる場合は
捨ててみましょう！
以前、起業家の伊勢隆一郎さんのセミナーで起業時の経験談をお聞きしました。
成功した時のきっかけとして「捨てる」という覚悟が最も大事だというお話を聞きました。
伊勢さんは自分には何もない事を知り、であれば自分の時間は全部「捨て」て
他人のために使うという決断をされたのです。
このお話が今も心に残っています。
考えてみれば、僕も副業をはじめたときは時間を捻出するために
朝ぐっすり寝るという睡眠時間を「捨て」て副業の時間を作りました。
起業してからは売上を上げるため、いわゆる高額コンサルを受けるのですが、
この時もお金は払う、つまり稼いだお金を捨てます（投資です）
そして、先生の教えは自分の想像もつかないような考えです。
しかし自分の考えというのはずっとやってきたことだったので
自分の考えも「捨て」ました。
そしてやったこともない事に取り組みました。
はじめて本を書いたときも怖いなと思いました。
が、本を書かなさそうな自分を捨てて本を書きました。
そして、セミナーを開催するときも自分の中の嫌だな、
怖いな、失敗したらどうしよう、やりたくないな、という気持ちを捨ててやってみました。
振り返るとこの「捨てる」という決断をするときは精神的にも辛く葛藤が生じます。
正直、変化していく時はとってもナーバスになります。
ですが、振り返ると単純にやって良かったと思う事ばかりなのです。
やってみたからこそ兆しが見えたり、得るモノがたくさんありました。
むしろ、客観的に眺めると現実を変えるためには
今までやった事のない未体験の領域に行くしかないと思うようになりました。
はっきり言って今でも未体験の事は怖いです。
当たり前ですよね。未体験なのですから。
でもね、法則が見えたのです。
未体験の領域に行くと必ず「進化」するのです。
ここで単に「成功」します。と言わないのがポイントです。
というのも、やはり未体験ゾーンには失敗もあるからです。
ですが、失敗と捉えるのではなくて予想外に得るものがたくさんあるということなのです。
そう。これが、進化なのです。
というか、予想通りに行くことなんて絶対ありませんが、それこそが進化の過程です。
思ってた効果は得られなかったけど、違う課題が見えたとか。ですね。
自分でもこんなふうになるのか！とおもしろい時があります。
例えば、僕が先生に実践しなさいと言われたことの１つにコンサルタントの同業者調査がありました。
同業らしき人？のセミナーに行くのですが得られる事は多かったのです。
イマイチなセミナーは何故イマイチなのか分析しました。
そして、自分のセミナーではそのように思われないための対策をします。
良いセミナーは良いところを真似します。
このような事は僕の頭ではやらない事だったのです。
そして自分の頭で出す回答以外が別次元に行くためのカギだと気づきました。
だって自分の考えだといつまでたっても同じ回答しか出ないでしょう？
だからね。
わかったんですよ。
思い切って自分を捨てるんです。
自分というのを一時期割り切って捨てるんです。
独特の個性を、考えを手放すのです。
一時期で良いのです。
で、手放すと案外見えてきます。
あれー？
なんだ？難しく考えすぎていたか。
意外に簡単か。
ありゃ、思ってたよりもしょーもないなコレ、やめるか。
とか
あーこういう事だったの。
となります。
つまり、未体験ゾーンに行くということは「気づいていく」行為なのですね。
そのためには「捨てる」決断がカギです。
最近、あなたは何を捨てましたか？
もし、何も捨ててないとすれば何も変わりません。
それは頭のプログラムがずっと一緒だからです。
自分をコンピュータに例えるなら、ソフトウェアが変わってないので動作は今までと同じなのです。
つまり、変わろうと思ってても、捨ててもいないし
変わるような行動もしてないので何も変わりません。
もし、何か新しい取り組みをしたり、何かを犠牲にして取り組んでいる人は、、、
それは今までの自分を捨てて変わっていく進化の過程なのです。
そんなあなたは確実に進化します。
